ブログに書くことがほんとは多すぎる

ブログに書くことがほんとは多過ぎるのに、全然書けないで寝てる。早くパソコンが欲しい。10万ほしい。


今、実家に帰ってる。はじめてのあずさ1号。東京がずんずん田舎に変わっていくので頭がバグる。


深夜にエッチな電話をかけるバイトをしているけど、昼にバイトに行く日もあったりして、見事にその辺もバグっている。昨日は夕方に起きて、19時に電話のバイトの予定だったがやる気が出ず、がんばって帰省の準備をして22時過ぎから電話をかけた。


かわいそうだがお金を払う気持ちのある善良な性欲たちと7時間くらい会話したので、昨日は今までで一番儲かった。登録してから一ヶ月間は新人報酬として2000円もらえる。今日が一ヶ月以内に出勤する最後の日だった。1万5000円もらったが、ほぼ帰省のお金に消える。


電話をかける前と後に、受付センターみたいなところに行って、「ここにかけてください」とか「今日はいくらです」とか、やってもらう。お姉さんもいるが、お兄さんのほうが多い。

一体このお兄さんたちは、どういう経緯でここで働いているんだろう。気になるけどまだ聞けていない。


そこでよく受付してくれるお兄さんが、まあうまい。こうやって人はキャバ嬢とか風俗嬢になるんだろうなあという感じ。

お兄さんが声も顔も褒めてくれるのである。いろんな女の子にやってるだろうから、まあ自然でうまい。「声がかわいいですね」「目が少しキツイのにかわいい系なのがいいですね」ワオワオワーオ!声は多少褒められたことがあるが、外見でそんなふうに言ってくれる男って、いないよねー。超・並み顔なので、うれしい。並み顔だからこそ、一縷の希望で少しかわいいんじゃ…?と思ってしまっているから、まあうれしい、うれしかったよわたしは正直。


エッチな会話をして儲けてるんだから、まあお兄さんたちがエッチな会話のうまい繋ぎ方を教えてくれたりする。ここでエッチな感じのことをすると、わたしは普通に恥ずかしくなってしまうので、馬鹿みたいにえへえへ笑いながらさもそれは普通のことですねえというように「なるほどお」と言っているが、これも大事だと思う。


向こうは、こちらが性的なことをする女性だと思っているし、こちらも、ああいうことをしたいと(電話をかけるおじさんのように)思ってる男性なのだという気がある。そのため、お互いに入りやすいのだと思う。


この間仲のいい友達と遊んでいたとき、「あなたには隙がないからモテないのではないか。彼氏がいそうな感じにガードが固い」と言われた。そしてこの間受付のお兄さんから「落ち着いてますよね、本とか読んでそう」と言われたのち「難しそうな本を読んでてクラスの男子は近寄りがたい美人」みたいな設定の電話メッセージを入れるよう言われた。


わたしは美人ではないが、たぶんそういうことなんだろう。いつものわたしには隙がない。色気がない。性の匂いがない。

そんな中、「このバイトをしてるってことは、エロいことしてんだな」という隙が、ついにわたしに産まれたのである。バンザイ、隙、バンザイ、性。


このバイトをしてると、疲れる、消耗する。汚ねえおじさんとする電話エッチより、生身の若いにーちゃんだ。急に彼氏がほしくなった。わたしだって癒されたい。


そう、顔を褒めてくれる男がいい。見た目を褒めてくれる男、わたしの外見が好きな男を彼氏にしたい。外見が好きってことなら、わたしがどんな変な人間でも、わたしがうっかり悪いことをしちゃっても、関係ないってことなんだから。わたしとのエロが好き、でもいい。エロ以外に興味がないならそれでいい。


もっと自然な隙を身につけて、わたしの顔が好きな男と早く仲良くなりたいものである。

いつも才能に惚れ込むタイプのわたしだが、ふつうの男でいい。もー、すっごくふつうでつまんない男でいい。わたしはたぶんふつうぶってるのに、わたしのことが好きになっちゃう頭のネジがない男が好き。


ただ、受付のお兄さんとは結構な頻度で会話が成り立たないので、お互いに相性が悪いと思う。





さて、大月を過ぎた。

大月、新宿まで一本でいけてしまうのにこんなに田舎。住みたい。山の中に。


上京三年目の冬くらいまで、実家から東京に戻るときが憂鬱過ぎて泣きながら新幹線に乗っていたのだが、今回ついに、東京から実家に帰るのが寂しくて仕方なくなった。

しばらくこのエッチなアンダーグラウンドなバイトもできないし、アンダーグラウンドで働くお兄さんたちに会うこともできないし、いつもの固定バイトに遊びにくる東京の人達との接触もない。

のんびりとした刺激のない実家で過ごしてるのはつまらなく感じるし、東京にいれば突発的に音楽・お笑い・演劇ライブに行ってもいいし、買い物にだって電車ですぐ行ける。とにかくやっぱり刺激が多い。それを一週間殴り捨ててわたしは実家に帰る。つまらないような気になる。


と、思ってるのも今だけで、帰った瞬間実家にサイコー!になるのかな。東京に帰ってきたとき、東京サイコー!に戻るなら悪くない。12月の初めくらいからずっと実家に帰りたいと思っていたのだ。東京がやになってたのだから、なんて喜ばしいことだろう。


中央本線で帰るのは二回目。前は夏だったから暑かった。小淵沢のホームが涼しかった。うっすら雪が積もる山梨県。温泉に入りたい。山の中の電車沿いに住みたい。



後輩と劇団をやろうと思う。お金と策が必要。うまくいくかしら。


派手でかわいくてテンションが上がって頭のネジをピッと外せるようなノートを探しているが、なかなか見つからない。フライングタイガーにありそうと今思った。ほら、東京にいれば電車ですぐ行けるのに。地元に帰っちゃ買えないよ。つまんない。